一途といえば、私の右に出るものはいない!!って言えるくらいの恋をしていました。(←っていうか今も…ですけど。)
三年前カナダに語学留学に行った私。
自分でお金も貯めて、エージェントにも頼らず一人でカナダに乗り込んだわけですが、ダンススクールも行きたかったけど、あまりに英語がわからず、とりあえず語学学校へ。
そして、出会ったそこのオーナー兼先生(もちろんカナダ人)。
第一印象は、背も高くお腹も出てて(笑)私自身背が小さめなので、少しおびえてたくらいでした。
別に映画に出てくるような、ハンサムでもなければ、すごいジェントルメンっていう雰囲気もなく、普通の人って印象でした。
まさか、その人に恋に落ちるとは夢にも思いませんでしたけど。
もちろん入学したての私は中くらいのクラスにはいったものの、まったく英語がわからず、結局初心者クラスへ移動となりました。
そう、その初心者クラスの先生がそのオーナーだったわけです。
まあ、入校の際に学力診断、兼面談の時に会っていたものの、
彼の言っている英語はあまり聞き取れず、女の先生がいいなぁ☆なんて思ってました。
でも彼のクラスで過ごすうちに(とにかく授業は面白かった(笑))好意がいつしか恋心に変わっていって、私は彼のクラスに居座り続けました。
普通、学力が上がれば、生徒が上のクラスへと移動してゆくのですが、
私が、鬼のように勉強して、彼に常に常に食らいついていたので、彼も勉強熱心な私をほうって置けなくなり、気づけば彼のクラスを学校でトップ(一番難しいクラス)にしてしまいました。
↑これについては、周りの人に散々言われた(笑)
彼はオーナーだから、彼のクラスをどのレベルにしようと自由なのですが、過去に私のような生徒が居なかった為、さすがに10ヶ月も彼のクラスに居る私をみんなが不思議がっていました。
一時期、私の居た彼のクラス名が初心者だったのに、私が午後の授業TOFLE(海外の大学入学レベル)を取っていたので、より一層不思議がられましたが、一部の人は私がそのオーナーが大好きなんだと気付いていたので、「ふーん。なるほどね」と言っていましたが、結局彼のクラスも一番難しいレベルになったので、問題はなくなりました。
そのオーナーにほれ込んだと同時に彼に近づきたくて、猛勉強始めたわけですが、毎日10時間くらい(授業時間含む)勉強しまくってたので、異例の勉強っぷりに、とうとう学校から奨学金をもらえるようになりました。ちなみに朝イチで学校に行き勉強。授業後(15時)学校閉まるまで学校で勉強。たまに他の子に英語教えてた。
そして、奨学金でTESLという英語教授法のコースを免除してもらい、約一ヶ月半(だいたい20万くらい)、英語の教え方(クラスメートが英語ネイティブだったりする)を学び、ディプロマ取得!!
そう、その先生を愛するあまり、勉強しまくって
英語ゼロ(中学をサボってた為、過去現在未来などの時制も知らず、Be動詞も知らなかった)
↓
学校のトップクラス
↓
奨学金
↓
TESL(Teaching English as a Second Language)
ディプロマ取得
わかりにくい方の為の目安↓
TOEIC730点(←そんなに高くないのですが、私の集中力だと今の所これが限界。友達に言わせると、もっと点数取れてもおかしくないよ!!と言われる。)
この経過を約10ヶ月少しで成し遂げました。(TOEICは日本帰ってからですが…TOEICの勉強はカナダにいた時はやってない。)
話が英語ばかりで、恋から遠ざかってましたが、学校に通っている間
せっせと彼に日本料理を作って持っていってました♪
あと、手編みのマフラーもプレゼントしたし、
クリスマスに彼の好きなインディア調のバングルを手紙と一緒に渡しました。
私の告白も添えて……v(≧∇≦)v
何よりも彼の周りをうろちょろしていたので、よく他の先生からは「いつ結婚するの?」なんて、よくからかわれていました。
告白はしたけど、私は生徒、彼はオーナー兼先生だったので、返事は求めませんでした。
でも彼が、私を大事にしてくれていたのはわかっていたので、(ちなみに事故に遭った時や、裁判に巻き込まれかけた時も常に守ってくれたの(T△T))
帰国ギリギリまで、問い詰めませんでした。
帰国する前々日に、二人で話をしたいと持ちかけ、色々な事を話しました。
私が帰国すること。
私が彼より15歳年下なこと。
私が他の誰かを愛するかもしれないこと。(←って彼が思った)
彼がヒッピー(元々ヒッピー)なこと。
彼がいずれインドに行ってしまうこと。
選択はイエスかノーではないこと。
約束はできないこと。
と、結果。
私「また会いにくる…。」
彼「君の思うように生きてほしい。」
そう、優柔不断な彼は、保留にしたのよー!!!!!!!
というわけで、↑この時は涙涙のお別れシーンだったんだけど、
(キスなんかされたら。余計期待しちゃうじゃない!!!)
そんなわけで、私は今だに彼を思い続けています。
(帰国後一度会いに行った。何もしなかったけど(笑))
そして、この当時、私は22歳。
今25歳、もちろん彼氏ナシ!
そう彼は40歳になってしまったんだけど、関係ありません。
早く、一人じゃ寂しい。って思うようにならないかな~(←彼がね)
一途じゃありません? ワタクシ。